大宮太陽の家
障害福祉サービス事業:通所施設・生活介護事業

大宮太陽の家について

1992年、旧大宮太陽の家の閉鎖以降、みぬま福祉会に大宮地域の拠点がなくなりました。

しかし太陽の家入所希望者も年々増える中、拠点作りの希望は根強くあり、2001年養護学校卒業後の進路の場として「みぬま福祉会の施設をぜひ大宮地域に」「大宮太陽の家を再び作ろう」との要求が「大宮すすめる会」からあがり、養護学校の保護者を中心に呼びかけを行い、新たな施設作り運動を進めるために「卒後の進路を考える会」が組織され、取り組みが始まりました。

こうした大宮太陽の家づくり運動を経て、2004年4月大宮区北袋町に「大宮太陽の家」が開所となりました。

20年間さいたま市大宮区での活動を続けてきましたが、更に手を取り合う仲間を増やしていくことも考え、2023年にさいたま市見沼区染谷に移転し、活動の拠点づくりを進めていきます。

※2012年4月1日より、『心身障害者地域デイケア施設 大宮太陽の家』から、事業移行で『障害福祉サービス事業(生活介護) 大宮太陽の家』となりました。

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施設概要

施設名称 大宮太陽の家
施設種別 障害福祉サービス事業 生活介護
事業所番号 1116504505
実施事業 生活介護
施設長 髙橋 守
定員(主たる事業) 14名
定員(従たる事業) 6名  計20名
設立 心身障害者地域デイケア施設の設立は2004年4月1日

障害福祉サービス事業への移行は2012年4月1日

主たる所在地 さいたま市見沼区染谷3-356
アクセス(主たる所在地)
電話番号(お問い合わせ先) 048-796-4200
FAX番号 048-796-4201
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活動内容

はたらく

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大宮太陽の家では、「くろーばー班」と「ふらわー班」の2班に分かれて仕事をしています。

「くろーばー班」は、大宮太陽の家が開所以来続けているパウンドケーキや、グリッシーニ(イタリアで生まれたクラッカーのような食感の スティック状の細長いパン)等の焼き菓子を製造、販売しています。職員よりもお菓子作りの経験の長い仲間もいて、みんなで協力し合って美味しい焼き菓子作りに取り組んでいます。イベントの多い時期には作る量も増えて大変ですが「これが今月のお給料になるんだ」と励まし合って頑張っています。

「ふらわー班」は、さをり織りや絵画、また、ビーズや毛糸などを使ったアクセサリーや手作り小物などを制作し販売も行っております。個々の仲間が思いおもい作品を、自分のペースで制作し、その結果として作品展にも数多く選出され、評価されております。

2班とも元気な若い仲間たちの集まりです。ぜひその笑顔に会いに来ませんか。

くらし

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仕事以外では、自分たちのくらしを自分たちでつくるために3つの役割の委員会があります。

文化委員会では、各月の仲間の誕生会や初詣、七夕、節分などの季節を感じられる取り組みや、年3回行われる打ち上げ会など、イベントの企画や計画、実施を行なっております。

生活委員会では、昼食時のお味噌汁の1週間のメニュー決めや具材の買い出しなどを担当しています。お味噌汁は毎日ボランティアさんと一緒に作っています。また、最近ではプランターですが、ナスやサツマイモなどの野菜を育てることから始め、収穫も体験。おいしくいただいております。

給料委員会では、毎月のお給料やボーナスの準備を行なっております。銀行に行って売り上げ金を入金したり、お給料や材料代を下して来たり、給料袋に明細やお金を入れたりと細かい仕事になりますが、打ち上げなどでお給料を使うのは仲間の大きな楽しみになっていますので、頑張っています。

このほか、仲間の自治会として「絆の会」があります。仲間の代表として選ばれ、皆の想いをまとめたり、代表して意見を発言することを役割としております。ボーナス金額の交渉や一泊旅行の下見、他の施設の自治活動の様子の見学などの取り組みも行なっています。