みぬま福祉会は、新たな暮らしの場を川口市につくる準備を進めてきました。
昨年の7月に川口市に協議書を上げ、審査を経て国に上げられた協議が通り、施設の整備に国の補助金が付くことが決まりました(内示)。
国が入所施設を削減し、地域移行の名のもとに入所者をも減らす方針の中、埼玉県の入所待機者は1500人を超え、ショートステイを転々とし、他県の施設にやっと入れ、命をつないでいる仲間たちがいる中での快挙です。
「内示」を知らせる速報は各施設の壁に貼り出され、会う人会う人が良かったねと声をかけあっています。施設は、川口太陽の家にほど近い場所に来年の4月に開所します。近隣には、川口太陽の家をはじめ、工房集、アトリエ輪、オレンヂホームなどの施設があり、様々な連携ができる環境にあります。
今まで積み上げてきた活動や関係が大切にされ、日中活動が豊かに保障されること、青年、成人期の自立要求にこたえ、地域の中で、安心して暮らし続けることができる施設にしていくことが課題になります。
理事長 高橋孝雄
暮らしの場イメージキャラクター「ハレ」
「hale(ハレ)」はハワイ語で「家・建物」のこと。また、「晴れ」は、みぬま福祉会の事業所名としても大切にされている「太陽」をイメージします。みんなで作り上げる暮らしの場であり、太陽の光を受けて輝く存在という想いが込められています。キャラクターのデザインは関翔平さんの作品が公募で選ばれました。
入所施設の詳細に関しては、ホームページで随時紹介いたします。
お問い合わせは暮らしの場準備会までご連絡ください。
〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂1374 TEL:048-294-0955