Sさんは精神障害の仲間であり、通所当初は人と話したり目を合わす事はほとんどありませんでした。
そのような中でも、時間をかけて作業では出来る工程を増やしていき、余暇では他の仲間達と一緒に楽しみ、集団ではホワイトボードに翌日の通所者の顔写真を貼る役割、食事を運ぶ役割を担っていきました。今では、顔写真を完璧に貼る姿、食事を運ぶだけでなく盛り付けまでする姿などが見られています。
先日、これから立ち上げる生活委員会に職員がSさんを推薦すると、「やる」と言ってくれました。そして、委員会用の顔写真を撮ろうとカメラを向けると、そこにはカメラをちゃんと見て笑顔でピースサインをしてくれるSさんの姿がありました。嬉しかったです
(白岡デイ 松浦)